厚盛りDECO名刺デザインの注意点
- 2016.06.05
- HOW TO ビスタ

2016年3月16日にビスタプリントの新製品として登場した厚盛りDECO名刺は、個人事業主100名へ実施したアンケート(当社実施)の結果でも、87%の回答者が「この名刺をもらったほうが記憶に残る」と回答いただいた、名刺の重要な役割である「自分を覚えてもらう」ことにスポットをあてた製品です。
厚盛りDECO名刺は、通常の名刺印刷の上に光で硬化する特殊なニスを指定された部分に盛り付けて固めるという加工で製法されています。そんな特殊な加工製法のため、作成する上でいくつかの注意点があります。
厚盛りDECO名刺を作る際の注意点
小さすぎる文字には厚盛り加工ができません。
文字サイズが小さすぎると厚盛り加工の特性上、文字と文字の間や、文字自体の画角の隙間が埋まってしまい、文字の形どおりに加工処理ができないためです。
厚盛り加工をしたい文字の大きさについては、ゴシック体など太目の文字は10pt以上、明朝体など細い文字は12pt以上であれば、綺麗に仕上げることができます。
厚盛りの指定忘れはありませんか?
厚盛り加工をするためには、編集ページのテキスト入力画面で加工部分を指定する必要があります。この指定がないと厚盛り加工をするためのデータが作れませんので、忘れずに加工部分の指定をお願いします(下記画像の赤枠参照)。
文字と画像の重なりにご注意ください。
名刺作成時にロゴマークなどの画像データをお客様ご自身で追加した場合、その画像と厚盛り加工をしたい文字部分が重なっていると、厚盛り加工がうまく再現されない場合があります。文字と文字の重なりや、文字と画像データの重なりには注意しましょう。
QRコードには厚盛り加工はできません。
名刺にQRコードを入れてご注文いただくお客様が増えていますが、QRコードに厚盛り加工を行ってしまうとコードが読み取れないケースがあります。そのため、当社の製造規定により、QRコードに厚盛り加工を指定された場合でも、加工なしでの仕上がりとさせていただきますのでご注意ください。
厚盛り指定する場所が角や縁にかかっていませんか?
完全データ入稿でご注文いただく際、厚盛り加工を指定する部分が名刺の角(四隅)にかかっていたり、断裁される縁(四辺)に大きく面していると、その部分の厚盛り加工が剥がれてしまう可能性があるため、加工処理ができません。
例)上記画像のひまわりの花びらに厚盛り加工をしたい場合、下記画像の赤色で記した花びらには加工できません。
また、ひまわりの中心部分のみ加工したい場合、赤色で記した右下の3箇所には加工できません。
以上の点に気をつけて作成いただけますと、より一層イメージ通りのデザインに仕上がるかと思います。ご不明な点がありましたら、ビスタプリントカスタマーサポートまでお気軽にお問い合わせください。
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